歯科外来

2020年11月27日金曜日

 広島大学矯正歯科は感染対策に力を入れ、様々な対策を行いました。患者さんが安心して来院できる環境を提供します。

現在の診療状況(11/27更新)

現在の広島大学矯正歯科での診療状況をお伝えします。
日本はコロナの第3波も懸念される緊迫した状況におかれておりますが、当科では一時的な準備期間に必要な感染対策を整え、通常診療を行っています。

「現在の矯正歯科の診療対応」
①感染対策を整えて皆様をお待ちしています
【我々はスタンダードプレコーションの観点に立ち、COVID19に関わらずすべての感染症患者さんに対して診療が行え、また院内感染を起こさせない取り組みを行っています】
患者さんに安心して来院してもらえる矯正歯科を目指して準備致しました。

・院内感染を防ぐ取り組み
マスクやエプロン、フェイスガード、口腔外バキュームの準備・点検を行いました。
器具を清潔に保つシステムを再構築しました。

・術者の手洗い、診療前後の清拭をしっかりと行っています。

・水平感染(患者さんから患者さん、患者さんから歯科医師)を防ぐためには、患者さんのお口から外部へ飛沫やエアロゾル(切削器具の使用による)をできる限り防ぐことが重要です。これらが拡散する可能性がある治療(機械で歯を磨いたり削ったり)を行う場合には、口腔外バキュームを適切に用います。またできる限りこれらの処置を行わない治療内容を検討します。

・スタッフへの感染予防に関する再教育
感染対策トレーニングを矯正歯科すべてのスタッフに行い、習熟した者のみ診療を許可しています。 また定期的にチェックと再訓練を行っています。



②通常診療を行っています。
コロナ前と同じ診療に戻しています。コロナの影響で秋口には混雑しておりましたが現在は落ち着いています。どうぞ安心してお越しください。待合室が混み合う場合は受信機をお持ち頂き屋外で待つことも可能です。

③新規の患者様の初診相談も通常通り行っております。
広島大学矯正歯科ホームページをご確認いただき、ご予約をお願いいたします(ホームぺ―ジから初診相談ダイヤルが利用できます)⬇

広島大学HP
広島大学病院HP
病院での新型コロナウイルスに対する取組みや、患者さんが来院時のお願いです。来院される方は一読いただきますよう、よろしくお願い致します。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/hosp/info_20200501



ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

矯正歯科への問い合わせは以下へお願いします。 
電話が混みあっており大変申し訳ございません。
(歯科代表)082-257-5703

2020年6月5日金曜日

矯正歯科の診療は少しずつ再開しています(6/5更新)

現在当科で矯正歯科治療を行っている患者様、および初診来院をご希望の患者様
現在の診療状況(6/5更新)

現在の広島大学矯正歯科での診療状況をお伝えします。
当科では4/10より厚生労働省および大学病院の指針に照らし合わせ、来院患者数を大幅に削減して診療を行っていました。現在非常事態宣言は解除されていますが、大学病院はいまだ警戒レベルを保って診療を行っています。

「現在の矯正歯科の診療対応」
①感染対策は引き続き行っていきます。
【我々はスタンダードプレコーションの観点に立ち、COVID19に関わらずすべての感染症患者さんに対して診療が行え、また院内感染を起こさせない取り組みを行っています】
患者さんに安心して来院してもらえる矯正歯科を目指して準備して参りました。
・院内感染を防ぐ取り組み
マスクやエプロン、フェイスガード、口腔外バキュームなど準備・点検を行いました。
器具を清潔に保つシステムを検討しています。
・スタッフへの感染予防の再教育
上記事項を理解、実践するための感染対策トレーニングを矯正歯科すべてのスタッフに繰り返し行い、習熟した者のみ診療を許可しています。またこのトレーニングは定期的に行います。
・歯科外来ではゴーグルおよびフェイスガード、エプロン、マスク、口腔外バキュームを必須とし、また不急の切削行為や水を伴う治療は極力回避する方向で進めています。

②診療は再開しております
ただし治療の内容や緊急性を考慮し順番にご案内しています。
すべての歯科医師が診療に戻っていない点、また新しい診療システムによる混乱を防ぐために患者さんの受入数を少しずつ増やしていく予定です。

③新規の患者様の初診相談も行っております。
広島大学矯正歯科ホームページをご確認いただき、予約をお願いいたします(ホームぺ―ジから初診相談ダイヤルが利用できます)。
https://home.hiroshima-u.ac.jp/orthod/


「お願い」
・以下の指針は大学病院で決められているものとなります。
・来院時は保護者の方もマスクの着用をよろしくお願いいたします。
・感染症を疑わせる症状がお有りの方は予めご連絡いただき、診療日を変更していただきますようよろしくお願いいたします。
・診療中は感染予防の観点からも、原則保護者の方は、診療ブース外でお待ち頂いております。案内機がありますので、密集を避け大学病院敷地内の広いスペースでお待ち下さい。
・また2週間以内に海外への渡航歴がある方、2週間以内に特別警戒地域への往来があった方(またはその家族)に関しましては原則来院を自粛して頂くこととし、迷われた場合は担当医までご連絡いただければ幸いです。

~最後に治療中の患者様へ~ 
現在広島大学矯正歯科は診療再開へ向けて、患者様の安全を考慮し、これまでより一段階上の感染予防策の確立を急ピッチで進めています。通常運行まであと一息のところまで来ました。患者様が安心して来院できる矯正歯科として新しく生まれ変わります。

ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

矯正歯科への問い合わせは以下へお願いします。 
電話が混みあっており大変申し訳ございません。
(歯科代表)082-257-5703

2019年10月23日水曜日

広島大学病院 矯正歯科はこどもの矯正歯科治療に力を入れて取り組んでいます (小児の矯正について)

広島大学矯正歯科はこどもの矯正歯科治療(第1期矯正歯科治療)に力を入れて取り組んでいます🏥

こどもの矯正歯科治療とは永久歯が萌出完了し、また顎顔面の成長が終了する時期までに行う矯正歯科治療のことです(通常12前後まで)👦👧

数年前にある矯正歯科専門団体より、こどもの矯正治療に関するガイドラインが報告されたのをご存知でしょうか。
「上の前歯が出ている子どもは、永久歯が生えそろうまでは、矯正歯科治療を行わないことを強く推奨します」
というものでした。

これに関しまして当科の矯正歯科医師も所属している日本矯正歯科学会が、上顎前突のガイドラインを作成しています。内容を抜粋致しますと、上顎前突の治療に関しては、装置の種類や不正咬合のパターン、年齢などで効果は様々であり、すべてを完ぺきに網羅した論文報告は少ないのが現状である。また日本人を対象としたエビデンスの高い論文が少ない分野も存在する。そのため上顎前突の治療の必要性について未解明な点も多い。ただし、前歯の外傷を防ぐような、有効性が認められる項目も多く存在するのが事実である。

つまり、
「こどもの上顎前突の治療をすべきではないという根拠も不十分である」
というものです。

以下学会HPより
http://www.jos.gr.jp/information/medical_guideline.html

また矯正歯科臨床医の団体でもあります
日本臨床矯正歯科医会でも同様のコメントを発表しています。
http://www.jpao.jp/10orthodontic-dentistry/1020thinking

広島大学矯正歯科としましても、これら学会や団体の考え方と同様にこどもの矯正治療の治療効果やさらなる可能性を十分に感じており、これまで通り一層力をいれて取り組んでいきます。

また、エビデンスの少ない分野に関しましては、臨床研究や論文報告を行い、日本の矯正歯科治療の発展に協力したいと考えています。

☆☆☆注意点☆☆☆

どの矯正歯科専門団体においても共通して注意喚起しているのが、正しい検査を行い(セファロX線、セファロ分析、模型分析など)、また長年にわたる正しい矯正治療に関する教育を受けたものによって十分に治療の必要性および計画を練る必要があるということです。

現在、不十分な検査や個人の経験にのみ基づく治療、画一的に同じ既成品の装置を用いた治療など、根拠に基づかない矯正歯科治療がいまだ行われています。

治療の時期に関しても、早期であれば良いということでもなく、装置の効果やお子さんの成長段階を考えた適切な時期が存在します。通常は小学生1~2年生での初診来院が適当だと考えます。

どうぞお近くの大学病院、認定研修を受けられた矯正歯科専門病院でお尋ねください。


大学病院矯正歯科へのご相談は以下より
矯正初診相談ダイヤル
☎Tel:082-257-1755

☆特徴☆
・矯正歯科専門の先生が対応します
・矯正歯科に関するご質問も受け付けています
・そのまま初診相談の予約も取ることができます

(注:治療内容や料金など一般的な内容に関してはお答えできますが、詳細につきましては患者さんによって異なりますので、初診相談を受けることをお勧めいたします。)

矯正歯科HPからもお電話できます
http://home.hiroshima-u.ac.jp/orthod/index.html


2017年9月27日水曜日

矯正歯科に関する相談や初診予約には「初診相談ダイヤル」をご利用ください 広島大学病院

広島大学病院矯正歯科は矯正歯科に関する患者さんからの相談および初診時予約に対応するため、数年前より「初診相談ダイヤル」を設けています。どのような内容でもお気軽にお電話ください。

また、個人病院の先生より患者様をご紹介いただく場合も、こちらのダイヤルで予約をお取りできますのでご利用ください(〇〇歯科医院から紹介をうけたので□□先生の予約を取りたいのですが・・のようにお伝えください)


矯正初診相談ダイヤル
☎Tel:082-257-1755

☆特徴☆
・矯正歯科専門の先生が対応します
・矯正歯科に関するご質問を受け付けています
・そのまま初診相談の予約も取ることができます

(注:治療内容や料金など一般的な内容に関してはお答えできますが、詳細につきましては患者さんによって異なりますので、初診相談を受けることをお勧めいたします。)

矯正歯科HPからもお電話できます
http://home.hiroshima-u.ac.jp/orthod/index.html




【初診来院時の注意点】
相談料(4,755円)がかかります。
自費診療の場合、紹介状をお持ちでなくても追加の料金はかかりません。
保険を利用した治療の場合、紹介状をお持ちでない方は別途3,240円(選定療養費)をお支払いいただくことになります。

以下、広島大学病院ホームページより
https://www.hiroshima-u.ac.jp/hosp/patient/first

紹介状持参のお願い

 広島大学病院は、県内唯一の大学病院・特定機能病院として、高度な医療サービスならびに専門性の高い特殊な医療サービスの提供を行うとともに、新たな先端医療への対応を行う医療機関です。
 重い病気や深刻なけが、特殊な疾患を中心に、医療機関からの紹介に応じて、高度かつ専門的な医療サービスを必要とする患者さんを受け入れますので、かかりつけ医等からの紹介状をお持ちいただきますようお願いいたします。
 なお、はじめて受診される方で、他の保険医療機関からの「紹介状(診療情報提供書)」をお持ちでない方が直接来院された場合や、紹介状の宛先に「広島大学病院」の記載がない場合は、初診料とは別に初診時定額負担額(選定療養費) として 医科5,400円(税込)、歯科3,240円(税込) をお支払いいただくことになります。

2017年3月13日月曜日

安全で安心な医療を提供するために、広島大学病院矯正歯科はチーム診療を行っています

広島大学病院矯正歯科ではチーム診療を行っています。

目的としては
・治療の質の向上および円滑化
・医療ミスの防止
となります。

矯正歯科では全ての診療医を診療チームへ配属しています。

診療チームには第1、第2、第3担当医が存在します。各チームは「日本矯正歯科学会の認定医および指導医」である第1担当医が、責任を持って全ての患者さんの治療を管理しています。



また、治療の進みに応じて、診療チーム内での打ち合わせを行っています。

矯正歯科治療は長期に渡ることが多く、大学病院の特性上、治療途中での担当医の変更がご不安な方もいらっしゃると思いますが、第1担当医が継続的に治療を管理・指導していきますので、ご安心ください。


当科HPへのリンク
http://home.hiroshima-u.ac.jp/orthod/patient/medical/time-charge.html
広島大学病院矯正歯科 初診相談ダイヤル
082-257-1755

2016年12月28日水曜日

むし歯のなり易さを調べよう!~むし歯リスク検査について~  広島大学病院矯正歯科

むしリスクって知っていますか?

世の中には歯磨きを一生懸命しているのにむし歯になりやすい人、歯磨きをあまりしていなくてもむし歯にあまりならない人がいます。

その違いは何でしょうか?



むし歯(カリエス)は歯、口腔内の細菌、唾液の量や性質、食事内容などが複雑に絡み合って発生します。
つまり、むし歯になりやすいかどうかは、人によって違うのです。


さらにその人口の中の環境によって大きく左右されます。
むし歯になりやすいかどうかを調べる検査をむし歯リスク検査(カリエスリスク検査)といいます。

「むし歯リスク検査」
検査方法は、味のないガムを5分間かみ、出てきた唾液を集めるだけです。


当院のむし歯リスク検査では以下の5項目を調べることができます。
唾液の流出量:一定時間に分泌される唾液の量。量が少ないと要注意です。

唾液のH(酸性度):むし歯が発生しやすい環境かどうかを知ることができます。

唾液の緩衝能:飲食後、唾液が口の中の状態をもとに戻す能力を知ることができます。

ミュータンス菌の数:ミュータンス菌はむし歯の原因菌と言われています。砂糖を分解して粘着性のある物質を合成し、歯の表面に細菌の巣を作り、また酸も作って歯を溶かします。その菌数の測定によりむし歯になりやすさを判定します。

ラクトバチラス菌の数:ラクトバチラス菌はむし歯や詰め物の隙間に潜んでいて、むし歯の進行に関係します。




下の図と表はカリエスリスクの低い人の結果です。

左の写真はミュータンス菌とラクトバチラス菌をそれぞれ選択的に3日間育てた写真ですが、ほとんど菌が観察されません。

右は検査センターからの結果です。唾液の量、性質ともにむし歯リスクの低い状態でした。





次にカリエスリスクの高い人の結果です。
唾液の性質はそれほど悪くないのですが、唾液の量や、今現在の口の中のむし歯菌の量が多く、むし歯になりやすい状態と診断されました。
左上の写真では、ミュータンス菌、ラクトバチラス菌ともに、コロニー(細菌の塊)が多数観察されていることがわかります。

矯正歯科治療中は、お口の中の装置によって、歯磨きが難しくなりむし歯が出来るリスクが高くなります。

広島大学矯正歯科では矯正歯科治療を受ける患者さんに対してむし歯リスク検査を行うとともに、衛生士さんの歯磨き指導を随時行っています。

当科HPへのリンク
http://home.hiroshima-u.ac.jp/orthod/patient/medical/time-charge.html
広島大学病院矯正歯科 初診相談ダイヤル

082-257-1755

2016年10月18日火曜日

子供の出っ歯さん(上顎前突)の治療例

前回からの続きです。
出っ歯(上顎前突)の実際の治療を1例紹介します。

前回分析した患者さんです。横から見たときに上の前歯が突出していますね。

上下の前歯の距離は2~3mmが適正。5mmを超えてくると上顎前突が疑われます。



一見、上の前歯が突出しているように見えますが、横顔のレントゲン写真の分析より、下の前歯(下の顎自体)が後退していることが分かります。
  

よって、治療方針は「下顎を前へ成長させる」ということになります。使用する装置はFKOというものになります。夜寝るときに上下の歯で咬んで使用します。




初診時(左)には上下の前歯の距離が大きいのですが、装置装着1年(右)で距離がだいぶ縮まりました。




(治療例:①主訴:出っ歯②診断名:上顎前突③年齢:9歳④用いた装置:FKO⑤抜歯部位:無し⑥治療期間:3年⑦治療費1期治療として40万程度⑧リスク副作用:特になし、装置の不快感)
出っ歯(上顎前突)の患者さんは、口が閉めにくいことが多いです。無理に閉めようとすると、下顎にうめぼしのようなしわが出来るのが特徴です。お子様をよく観察してみてください。



今回は出っ歯(上顎前突)の治療について少しご紹介しました。
出っ歯にも様々なパターンがあります。他のものについては少しずつ紹介していきます。

気になることがありましたら矯正初診ダイヤル082-257-1755までお気軽にご連絡ください。



初診相談のご予約や、治療についてのご相談はこちらから
初診相談ダイヤル 📞082-257-1755
受付時間 月~金  10:00~16:00 (祝日除く)
矯正歯科医師と直接お話ができます。

HPもご覧ください。
https://home.hiroshima-u.ac.jp/orthod/